「設計書サーチ」とは任意のキーワードを手掛かりに設計書を検索/閲覧するための画面です。 キーワードにはプログラムIDや原紙名称、設計書内の特定の文字列が使用できます。
「設計書サーチ」を使用する場合、あらかじめ「検索辞書」を作成しておく必要があります。検索辞書の作成方法には以下の2つがあります。
初めにメニューから「設計書サーチ」を起動します。続いて「設計書フォルダ」を設定します。
設計書フォルダは言語翻訳で作成した設計書が保管されているフォルダで、「生成先フォルダ名」と「生成先グループ名」を参考に設定を行います。
次に「キーワード」を設定します。キーワードには任意の語句を設定します。
続いて「対象」で、検索対象となる設計書にチェックを行います。
対象には以下の3種類があります。
例えばファイルやプログラムなどについて、一連の設計書を閲覧する場合は「グループファイル」をチェックし、画面定義やプログラム仕様書など特定の設計書を閲覧したい場合には「設計書ファイル」をチェックします。なお同時に複数の対象をチェックしてもかまいません。
設定が完了したら[検索]ボタンをクリックします。
検索では「LIB/FILE」、「MBR(メンバーソース)」、「日本語名称」、「設計書名称」の4項目のいずれかにキーワードが含まれていれば対象になります。
もしキーワードを複数指定したい場合には区切り文字として空白文字を使用します。
なお複数キーワードが指定された場合はAND条件として比較されます。つまり指定された全てのキーワードが含まれる設計書のみ対象となります。
検索結果を選択してエンターキーを押すと設計書が閲覧できます。
設計書サーチには設計書内の値を検索する方法も用意されています。例えば帳票のタイトルや項目名などを頼りに設計書を探すことができます。
値の検索を行う場合、「キーワード」を選択してからF3キーを押して「入力画面項目の照会」を表示させます。
値の比較先として、入力画面の項目を指定します。検索したい値の含まれる入力画面を画面左側の一覧から選択します。
エンターキーを押すとフォーカスが項目一覧に移動しますので、検索したい項目を選択します。なお見出し項目には「H」が、明細項目には「D」が表示されます。
選択が完了したら[選択]ボタンをクリックします。
元の画面に戻ると値の検索文字列が設定されていますので、「=」以降に検索したい値を入力して[検索]ボタンをクリックします。
値の検索は通常の検索よりも時間がかかります。そのため値の検索を行う場合、プログラム名や原紙名称などのキーワードと併せて設定することで、検索対象を絞り込み、調査にかかる時間を短縮することができます。