ここではTrinityのリリース後に提供された修正データについて解説および更新方法をまとめています。
Trinityのバージョン9.01向けのアップデータです。
「簡易問い合わせサーバー」の「問い合わせ」について、パラメータが足りないためにサンプルサイトの一部の問い合わせに失敗する問題を解消できます。
なお9.01導入後に「簡易問い合わせサーバー」の「問い合わせ」タブで独自の問い合わせを追加した場合には更新作業を行わずに弊社にお問い合わせ下さい。
はじめに、以下のリンクからZipファイルをダウンロードして展開します。
update20201016.zip展開されたフォルダ内のサブフォルダを、Trinityのインストール先フォルダにコピーなどで上書きします。
「簡易問い合わせ―バー」のパラメータファイル「HttpQueryStore.INI」に必要な問い合わせが定義されていなかったために発生した問題です。今回のパラメータと差し替えることで解消されます。
「オブジェクト資料の作成」で使用する抽出パラメータの最新版(2020/09/14現在)になります。なお本データはVer.9.00以前の製品向けです。
オブジェクト辞書の日付データには、日本国内で一般的な形式の「YYMMDD」ではなく「MMDDYY」のものが存在します。
「オブジェクト資料の作成」で作成されたいくつかの資料について、この「MMDDYY」形式を考慮せずに日付の編集を行っているものがありました。本件は、これを修正するためのアップデートになります。
はじめに、以下のリンクからZipファイルをダウンロードして展開します。
ObjParms_20200914.zip展開されたフォルダ内のファイルを、Trinityのインストール先フォルダ内の「\Client\ObjParms」にコピーします。
なおパラメータに修正を加えている場合は内容を確認の上、更新を行って下さい。
オブジェクト辞書はSQLite3形式のデータベースなので、問い合わせに使用するSQL文を修正してMMDDYY形式をYYMMDD形式に変換しています。具体的には以下のような置換え用のコードにより変換を行っています。
substr(ODCDAT,5,2)||substr(ODCDAT,1,4) as ODCDAT2
この修正に合わせてAddParmsも以下のように修正しています。
AddParms = ODCDAT2,作成日, 1, 13, D, ODCCEN
パラメータの詳細についてはマニュアルを参照して下さい。