設計書の自動作成

~手間なく設計書を整備したいと思いませんか?~

設計書の自動作成

~設計書が手間なく整備できます~

システムは社会の変化や会社の業務形態、法律の改正などに合わせて刻々と姿を変えていきます。そのシステムの文章化を全て手作業で行うことはシステム部門に大きな負担をかけることになります。

設計書を自動作成することで、システム部門の負担を軽減し、本来持っている開発パフォーマンスを取り戻すとともに、 人員の入れ替えなどにも耐えられる情報共有体制を確立することができます。

機能
言語翻訳
「言語翻訳」は開発済みのメンバーソースから設計書を自動作成する機能です。

「言語翻訳」は辞書化と翻訳の2つのフェーズを通して設計書の生成を行います。まず「辞書化」を通してメンバーソースからシステムに関する様々な情報を抽出します。次に「翻訳」を通して設計書の作成を行います。

作成される設計書には、メンバーソース毎の詳細をまとめた「詳細設計書」と、資産の目録やクロスリファレンスとして活用できる「管理資料」があります。作成に関するオプション設定も豊富に用意されていますので、エンドユーザーの環境に合わせた細やかなカスタマイズが行えます。

機能
ファイル転送
「ファイル転送」はメンバーリストやメンバーソースをPCに転送するための機能です。

「Trinity」では主にIBM i との通信にFTPを使用します。FTPによる操作はソースやファイルの転送だけでなくコマンドを実行することもできますので、例えばメンバーリストの作成を行う場合でも、別途エミュレータなどを使用せずに「ファイル転送」の画面から作成することができます。もちろんFTPが使用できない環境ではエミュレータのファイル転送機能を利用してメンバーソースの転送が行えますので、日常的な転送作業をPCからの操作のみで完結させることができます。

メンバーソースの転送は差分の取り込みに対応しています。メンバーソースの転送が完了したシステムであれば、短時間でメンバーソースを最新の状態に更新することができます。

機能
グループ設計
「グループ設計」は出来上がった設計書を閲覧するための機能です。

「Trinity」で作成された設計書はイメージとして保管されているわけではなく、中間データとして保管されており、閲覧時に「原紙」と呼ばれる設計書のフォーマットと組み合わせてイメージに展開されます。

「グループ設計」ではIBM i と同様のLIB/FILEの階層構造に従ってメンバーソースの閲覧や印刷を行うことができます。また設計書のエクスポート機能や画面/帳票の組み合わせを行う機能なども用意されています。

機能
ファイル設計
「ファイル設計」は設計書を編集するための機能です。

「Trinity」で作成された設計書は全てイメージではなくデータとして保管されています。「ファイル設計」を使用することで、表形式のインターフェイスで設計書データを自由に編集できます。

「ファイル設計」には複数の設計書を同時に編集する機能が用意されていますので、設計書間でデータを自由にコピー&ペーストすることもできます。編集中の設計書は、その場で直ぐにイメージとして閲覧したり印刷することもできます。またエクスポート機能も用意されていますので、編集中の設計書データをCSVファイルなどに出力することもできます。

機能
設計書サーチ
「設計書サーチ」は条件に合った設計書を検索するための機能です。

「グループ設計」ではLIB/FILEの階層構造に従って設計書の閲覧を行いましたが、場合によってメンバーソース名やプログラムの日本語名称などを元に設計書を閲覧したい場合もあります。

「設計書サーチ」を使用すると、複数のキーワードを組み合わせて対象となる設計書を検索できます。「メンバーソース名がZD80で始まる画面定義」のような条件の設計書を簡単な操作で検索できますので、目的の設計書を手早く閲覧できます。

機能
簡易問い合わせサーバー
「簡易問い合わせサーバー」はウェブブラウザーによる簡易的な問い合わせを行うための機能で、使用するには保守契約が必要です。

「簡易問い合わせサーバー」は「Trinity」で作成した設計書や辞書などの成果物にアクセスするためのサーバー機能です。この機能を活用することで、ウェブブラウザを使用した成果物へのアクセス環境を容易に構築することができます。なお一通りの問合せ機能を使用したサンプルサイトのコードが提供されていますので、直ぐに使い始めることができます。

「簡易問い合わせサーバー」はシステム部門の社内利用を想定しているため大規模アクセスや外部ネットワークへの接続には向きませんが、それでも専用のクライアントソフトに依存しない、ウェブブラウザーを使った閲覧環境には高い利便性を感じる開発者も多いのではないでしょうか。