新たに保守機能として「タスク処理」が追加されました。
この機能も「バッチ処理」同様に自動実行を行うための機能ですが、「バッチ処理」が「ファイル転送」や「言語翻訳」などのプログラムの起動制御を行っていたのに対して、
「タスク処理」はプログラムに組み込まれた機能を組み合わせて実行できる点が異なります。
主な機能は以下の通りです。
機能名 | 内容 |
---|---|
グループファイルの読込 | グループファイルを読み込みます。 |
グループファイルの保管 | グループファイルを保管します。 |
設計書の抽出 | グループ設計書の「設計書の検索」で登録した抽出条件を元に抽出を行います。抽出結果を保管するには「グループファイルの保管」を使用します。 |
設計書のエクスポート | 設計書の明細情報をCSV形式やOOXML形式などにエクスポートします。 |
テーブルのエクスポート | 辞書や管理資料についてSQL文を使った抽出を行い、CSV形式などにエクスポートします。 |
ファイルのコピー | パターンに合致したファイルをコピーします。 |
DOSコマンドの実行 | DOSコマンドを実行します。 |
将来的にスケジューラーによる自動実行やIBM i へのコマンド発行およびファイル転送機能の実装を予定しています。
以下の機能についてSQLiteへの対応を行いました。SQLiteはPHPへの組み込みデータベースに採用されるなどWeb技術と高い親和性を持つ歴史のあるデータベースです。
今回の機能強化によってWeb技術を基盤とする社内インフラなどとのデータ連携が容易になることでしょう。
ア.DB変換ツール(旧ACCESS変換)
従来のACCESS形式への変換に加えてSQLite形式での変換に対応しました。
イ.設計書のSQLite対応
設計書ファイルについてもSQLite形式で作成できるようになりました。具体的な手順は以下の通りです。
SQLite形式を使用するとParadox形式に比べて書き込み速度が多少落ちますが、大きい設計書ファイルの読込が高速化し、全体的なファイルサイズが1/5以下になります。 なおSQLite形式で作成された設計書ファイルは拡張子が「S3DB」になります。
一部のエクスポート機能についてOOXML形式の出力をサポートしました。
OOXMLは「Ofice Open XML」の略称で、XMLをベースとしたオフィーススイート用のファイルフォーマットです。
TrinityではXLSX形式(エクセルファイル)をOOXML形式と呼んでいます。OOXML形式でエクスポートを行う利点として、エクスポート自体にエクセル本体が不要になる点が挙げられます。
また従来のCOMを使用したエクスポートに比べてより短い時間で処理を行うことができます。
なお「EXCEL設計書の作成」などの設計書の変換機能についてはOOXML形式への置き換えは行われていません。