アップデート情報
アップデート情報
Ver.3.02で追加された機能(2015/01/11)
1.言語翻訳
- 新たにプログラム関連図用の原紙を2つ追加しました。
「プログラム関連図3A」:縦型の階層図で、日本語名称やLIB/FILEなど、従来の物よりも情報が増えた原紙です。
「プログラム関連図7A」:表形式の階層図のA4横タイプの原紙です。
なおプログラム上流図用に「プログラム上流図3A」と「プログラム上流図7A」も追加されています。
- RPGソースの変数展開の処理について「PARM」も代入命令として判定されるようになりました。
- RPGでパラメータ渡しを使って外部プログラムをCALLする記述に対応しました。パラメータ渡しを認識させるにはオプション設定で呼出プログラムとパラメータ名のペアを登録してください。
- RPGでパラメータ渡しを使って外部プログラムをCALLしている場合、呼出しプログラムの出力有無を設定できるようになりました。
- システム38のRPGのCOPY句についてLIB指定を正しく解析できるようになりました。
- 前回のフォーム位置/サイズ/状態を記録するようになりました。
- 外部定義ファイルを同期できるようになりました。これにより設計書のフォルダを削除しても外部定義が消えなくなりました。
- CLについて、システム38のプログラム指定「OBJ.LIB」の記述に対応しました。オプションにより「.」をライブラリ指定として認識するか設定できます。この修正により「プログラム関連図」でのプログラム切れや、「欠損メンバ一覧表」で存在するメンバーが一覧に含まれる事象を回避できます。
- RPGのF仕様書で「IT」が定義されている場合に「テーブルデータ一覧」がずれる事象を修正しました。
- 「プログラム関連図」について、優先するライブラリを選択できるようになりました。従来通りの「なし」、上位プログラムを参照先にする「自身」、ルートを参照先にする「ルート」の3パターンが選べます。
2.ファイル転送
- メンバーソースの世代管理番号について昇順/降順を選択できるようになりました。設定を変更することで管理番号の大きいものが最新のメンバーソースになります。
- 前回のフォーム位置/サイズ/状態を記録するようになりました。
- メイン画面の「範囲」に「選択中のメンバーのみ表示」が追加されました。これにより表示するメンバーを選択されたものだけに絞ることができます。エクスポート機能と併用することで任意のメンバーのみエクスポートすることもできます。
- 「条件選択」機能を追加しました。この機能を使用することで任意のキーワードを含むメンバーを簡単に選択できます。条件選択には全項目を任意のキーワードで検索する「フリーワード」と、項目毎に検索するキーワードを設定できる「詳細条件」の2つが用意されていますので、目的に応じた選択を行うことができます。
3.フィールドネット
- 「エクスポート」でTSV形式の保管機能を追加しました。
- 「エクスポート」でOOXML形式の保管機能を追加しました。
4.ソース検索
- Developer Client版のインストールイメージに「DocPosition.PRM」が追加されました。
- サマリー表示時に表示されるソースがずれる事象を修正しました。
- サマリー表示と通常表示を切り替えた際の選択行を最適化しました。これにより画面切り替え時の選択行の動きが最小化されます。
- ソース表示時、稀に全てのソースコードが色づけされてしまう事象について修正を行いました。
- 検索文字列の大文字変換をユーザーが任意に切り替えられるようになりました。
- 表示するソースの横幅が表示領域意を超えた場合に自動改行しないようになりました。これにより正しく選択行に移動できます。
- 検索結果とソース表示域のレイアウトを縦/横で切り替えられるようになりました。
5.PDF設計書の作成
- 終了後に出力されるログに設定名称が出力されるようになりました。
- 「作成履歴」の出力形式にTSV形式が追加されました。
- オプション設定に「作成履歴」タブが新設されました。これに伴いオプション設定のインターフェイスが一部変更されました。
- 「作成履歴」の出力形式にSQLite形式が追加されました。
- 「作成履歴」の保管先フォルダをユーザーが設定できるようになりました。
6.Excel設計書の作成
- 「設計書一覧の表示」で検索に使用される拡張子が、インストールされているExcelのバージョンに従って適切なものが設定されるようになりました。
- 新たに「OOXML形式」と「OOXML形式(互換)」での作成に対応しました。「OOXML形式」はOOXML形式で作成を行うため、Excel本体なしで高速に設計書を作成することができます。「OOXML形式(互換)」も同様の方法で作成を行いますが、作成後にExcel本体で再保管を行うことで互換性の高い設計書を作成することができます。なお前者の「OOXML形式」についてはサービスで運用するスケジュールにも組み込むことができます。
- 「OOXML形式」と「OOXML形式(互換)」で作成を行う場合、シート内最大ページ数が50を超えている時に丸め込みの確認を行うようになりました。
- 新たに「互換形式一括変換」機能を実装しました。この機能はExcel設計書をExcel本体を使用して再保管する機能で、主にOOXML形式で作成したExcel設計書の互換性を高めるために使用します。なおExcel設計書の「タイプ」で「OOXML形式(互換)」を使用しても同じ結果になりますが、その場合はサービスで運用するスケジュールには組み込めませんので注意が必要です。(組み込んだ場合、エラーになります。)
- 「作成履歴」が出力できるようになりました。「PDF設計書の作成」と同様の機能を利用することができます。
- 作成に時間がかかる場合、稀に経過時間のみ表示される事象を修正しました。
- 終了後に出力されるログに設定名称が出力されるようになりました。
- 設計書の保管に失敗した場合、ログに出力されるようになりました。
7.Docuworks設計書の作成
- 終了後に出力されるログに設定名称が出力されるようになりました。
8.DB変換ツール
- 終了後に出力されるログに設定名称が出力されるようになりました。
9.言語翻訳補助ツール
- 「長さ補正」を追加しました。この機能を使用するとメンバーソースの行後の長さを指定された長さに切り揃えることができます。
10.コードテーブルツール
- ASCIIコード表の表記に誤りがあった事象を修正しました。
11.SQLiteViewer
- データベースが存在しない場合、データベースの削除を行うとエラーメッセージを表示するように修正しました。
12.製品に関するお問い合わせ
13.全体に関する修正
- 設計書の保管形式を「SQLite」にしている場合、グループファイルの保管に時間がかかっていた事象が改善されました。
- 一部の内部処理について共通化を行いました。
- Windowsシステム日付のフォーマットが「日本」の標準と異なる場合にエラーになる事象に対応しました。
- 共通機能の「テキストファイルの表示(FilePrev)」について、画面が表示されていないにも関わらずショートカットが機能する事象を修正しました。
- COMを使用した描画機能で、使用される図形の置換情報をクラス化しました。なお動作は従来通りのままです。
- 「置換図形の設定」について以下の3点を修正しました。
①設定値の初期化機能を追加しました。これにより設定値をいつでも初期状態に戻すことができます。
②OOXML形式用の対応表を追加しました。
③Excel系の置換図形について一覧表を出力できるようになりました。これにより図形番号と図形の関連が確認しやすくなります。