アップデート情報

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Ver.8.00の新機能(2019/04/11)
今回のバージョンアップでは新たに5つの機能が追加されました。

1.設計書間のリンク機能【Excel設計書の作成】

セル形式の設計書について、メンバー名にリンクが設定できるようになりました。これにより、例えば管理資料のメンバー名をクリックすることで個別の設計書を表示することができます。

言語翻訳側のオプション設定によってはプログラム仕様書やプログラム関連図にもリンクが設定されますので、関連する設計書を手早く閲覧できます。

リンク機能を使用するにはオプション設定の「セルリンクパラメータ」を設定します。

2.セル形式の設計書に「レイアウト」を追加【Excel設計書の作成】

セル形式の設計書に「レイアウト」が追加されました。「レイアウト」の特徴は以下の通りです。

  • 画面やプリントのレイアウトイメージをセルに展開します。
  • イメージと併せて項目明細の一覧が出力されます。
  • レイアウトが複数ある場合、それぞれ個別のシートとして作成されます。

レイアウトを利用するにはオプション設定の「作成条件」の「レイアウトとして作成」に画面およびプリントレイアウトの原紙を追加します。

3.セル形式の設計書に「フロー図」を追加【Excel設計書の作成】

セル形式の設計書に「フロー図」を追加しました。「フロー図」の特徴は以下の通りです。

  • リンクを使用してサブルーチン間の移動が行えます。
  • 図形名称を使用した色分けが行われます。
  • インデントを使用した階層表示が行われます。
  • CALL 命令については外部の設計書へのリンクが設定されて簡単に閲覧できます。

フロー図を利用するにはオプション設定の「作成条件」の「フロー図として作成」に処理フローの原紙を追加します。

4.WebAppの追加【Web設計書の作成】

新たに「WebApp」が追加されました。「WebApp」では設計書をJSON+SVG形式に変換することでウェブブラウザを使用した閲覧環境を構築します。Firefoxや起動オプションを設定したChromeならHTTPサーバーを用意しなくてもネットワーク内に保管された設計書にアクセスできます。

「WebApp」を作成するには「作成データ」で「WebApp」を選択してからサイト構築を行います。

WebAppの操作手順については「操作マニュアル」に記載されています。

5.CRUD図の作成

新たに「CRUD図の作成」が追加されました。RPGプログラムとファイル間のCRUD図を作成できます。

エンターキーを押すと「CRUD情報の表示」が表示されて、設計書やソースを画面上で確認することができます。

もちろん作成されたCRUD図をCSV形式やOOXML形式などにエクスポートできますので、影響範囲の調査資料やメンテナンスの対象リストの元情報としてご活用頂けます。


上記以外にも言語翻訳をはじめとした様々な機能強化や改善が行われています。詳しくはUpdate時に弊社から提供される「リリースノート」を参照して下さい。